こんにちは、プリマリタル(結婚前)カウンセラーの桜子です。
実はわたし、帰国してからある資格を取得したんです。
それが、今回のテーマでもある「プリマリタルカウンセリング」というもの。
きっと、知らない人がほとんどかと思いますが、旅中ある本と出会って感銘を受け、「これは、これからの日本にも必要だ!」と思い、帰国してすぐ「プリマリタルカウンセリング」が学べる場に行き、実践を積み重ねてきました。
学べば学ぶほど、とても必要性を感じるこの「プリマリタルカウンセリング」まだまだ知られていないからこそ、ブログを通して多くの人に知って欲しいなと思い、記事にしていくことにしました。
それでは早速、「プリマリタルカウンセリング とは?」について紹介していきたいと思います。
プリマリタルカウンセリングとは?

「プリマリタルカウンセリング」とは直訳すると「結婚前のカウンセリング」のこと。
きっとほとんどの方は聞いたことのない言葉かと思いますが、アメリカではこの「プリマリタルカウンセリング」を受けなければ結婚できない州もあるほど重要なカウンセリングとされています。
目的は、結婚前の二人が事前に「プリマリタルカウンセラー」を通して互いの性格や価値観を理解し合うことで、結婚後に「あぁ、こんなはずじゃなかったのに」を避けること。
より幸せな結婚をするためのポジティブなカウンセリングが「プリマリタルカウンセリング」ということになります。
プリマリタルカウンセリングの必要性
プリマリタルカウンセリングが必要な理由、それはズバリ離婚する夫婦が増えているということ。
平成29年度の年間婚姻件数は60万6,866件、年間離婚件数は21万2,262件。
このデータから「3組に1組は離婚する」といわれているのです。
中でも、そのうちの30%を占めるが結婚早期の離婚。
離婚すること自体を否定するわけではありませんが、離婚することによって、年間20万人の子供達がひとり親の生活となっています。
その中で養育費を受け取っているのは、たったの2割程度。
母子家庭は経済的貧困に陥る確率も高いのです。
お金だけの問題ではありません。
誰しも離婚する前提で結婚をするカップルはいませんよね?
できれば末長く幸せな「結婚」でありたいもの。そのためにも結婚の準備がとても重要なのです。
「結婚式」の準備より「結婚」の準備
みなさん、もし結婚することが決まったら一番に何を準備しますか?
まずは「結婚式どうしよう?」と式場を見学したり、試食会に参加したり。
結婚式が決まってからは更に、膨大なお金と時間を使いますよね?
でも、本当に重要なのは、「結婚式」ではなく、「結婚の準備」ではないでしょうか。
現在の日本では、ほとんどのカップルが「結婚の準備」が不十分と言えます。
「結婚の準備」が不十分だと、結婚した後になってから
「あれ?この人こんなお金の使い方する人だったの…?」
「あれ?子供が欲しいのはわたしだけなの?」
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「あぁ、、、こんなはずじゃなかったのに。」と、
離婚にいたるケースが本当に多いのです。
特に現代は、出会い方も多様となり、お互いのことをよく知らないまま結婚に至ってしまうケースも多く、これまで以上に「こんなはずじゃなかったのに」と思い悩む夫婦が非常に増えてきています。
結婚式の準備もとても大切で素敵なことですが、それ以上に、「結婚の準備」も必要な時代になってきていているなというのが、わたしの認識です。
結婚前からリアルなことを話し合うなんて夢がない…。と思われるかもしれませんが、結婚後に「こんなはずじゃなかったのに」とトラブルになるより何倍も建設的です。
そして何より「より幸せな結婚をするためにお互いを知る」ことは、とても前向きで素晴らしい取り組みだなと感じています。
第三者がいることで知れる、お互いのこと
とはいえ、お互いのことを自分たちだけで知るのって割と難しいですよね。
・お金について
・お互いの親について
・性について
なんかは特に、結婚前のカップルにとっては、切り出しにくい話題でもあります。
そんな時に、活用して欲しいのが「プリマリタルカウンセリング」です。
結婚前の男女がより幸せな結婚生活を送れるよう、お互いの価値観をすり合わせるサポートをしてくれます。
お互いのことなら、他者が介入しなくても知ってるさ!と言いたい気持ちはわかりますが、実に9割以上の男性が、「彼女の好きな色、彼女の嫌いな食べ物」すら知らないというのが現実です。
実際に、プリマリタルカウンセリングはどんなことを行うのか?については、また次の記事で紹介していきたいと思います。