こんにちは、 プリマリタル(結婚前)カウンセラーの桜子です。
最近、身近で結婚ラッシュが続いていますが、中でも特に多いのが男性からのこんな相談内容。
結婚が決まった矢先、突然彼女がこの様子だと不安にもなりますよね?
落ち着いてください。
これぞまさに、マリッジブルーの症状なんです。
マリッジブルーとは?
そもそもマリッジブルーってなんでしょう?
聞いたことはあっても、あまり詳しく知らない方も多いですよね。
簡単に説明するとすれば、マリッジブルーとは、結婚を前にして多くの人が感じる憂うつな精神状態のこと。
◼︎症状:情緒不安定、不眠、食欲不振など
マリッジブルーは女性に多く見られる精神状態ですが、近年は男性の方も増えてきています。
実は70%もの人がマリッジブルーに陥っている

マリッジブルー=憂うつな精神状態というと心配になった方も多いかもしれませんが、実に70%もの人が婚前にマリッジブルーになるという調査報告があるほど、マリッジブルーは誰にでも起こりうる状態なのです。
人間にとって、変化すること、失うことはとてもストレスがかかります。
これまで自分なりに培ってきた生活が大きく変わる「結婚」に不安を感じることは決して不自然なことではなく、むしろ自然なことなのです。
では、このマリッジブルー、どうやって乗り越えていけばいいのでしょうか?
マリッジブルーを乗り越える方法
大抵のマリッジブルーは、結婚して新生活が実際に始まってしまえば、いつの間にか消えていたりもするのですが、重要なのは「マリッジブルーの原因が何か?」ということです。
中には、放置しておくと症状が重症化してしまう場合もあり、そうならないためにも、原因を明確にすることが大切です。
1,マリッジブルーの原因を明確にする
乗り越えるには、まず「なぜ、マリッジブルーなのか?」という原因を明確にする必要があります。
ひとつひとつ、自分またはパートナーの心の声に優しく寄り添ってあげましょう。
・環境が変わることが不安ですか?
・結婚相手に対してどうしても言えない気になることを我慢してはいませんか?
・義理の父母とうまくいくイメージがわかず一人で考えこんでいませんか?
・結婚相手の金銭感覚や癖に不安はありませんか?
自分だけだと、うまく気持ちの整理ができない場合は、お友達や専門家に頼ってみるのもひとつです。
2,結婚前にやりたかったことを書き出してみる
「結婚=いろんなことを諦めなくてはいけない」ような気に陥りがちですが、決してそうとは限りません。
結婚に対する覚悟は必要ですが、結婚相手の理解があれば、むしろ夢を全力で応援してくれる可能性だってあるのです。
オススメは、やりたかったことをノートに書き出してみることです。
書き出してみると案外、結婚するから絶対できなくなることなんて限られていることが分かるはず。
わたしもかつては、「結婚=自由はない=墓場」と思っていたのですが、とんだ思い込みでした。
わたしの場合は、結婚してもこれまでのように、たまにはひとり旅したいなぁ。
というなかなかレベルの高そうなものでしたが、夫にその気持ちを伝えたら、拍子抜けするほどあっさり「いいじゃん。楽しんできてね。」と言われました。
むしろ、たまのひとり時間は、夫にとっても至福の時間だったかもしれません笑
また、何年もやりたかったけど勇気の出なかったことなどは、挑戦してみるいい機会です。
やらずに後悔するよりも、やって後悔!がわたしの持論です。笑
とにかくまずは、自分自身の頭と心を整理することから、初めてみましょう。
3,期間を決めて同棲してみる

どうしても生活面をすり合わせてから結婚したい!という場合には同棲してみるのも一つの解決策です。
その時に、ひとつ気をつけておきたいのが、同棲の期間。
一度、同棲してしまうと、結婚のタイミングを逃してしまうカップルが多いのもまた事実。
結婚を前提に同棲するのであれば、きちんと期間を決めてから同棲するのがオススメです。
3,結婚相手とよく話し合う
これから一生を共にするパートナー選び。不安になるのも無理はありません。可能であれば、結婚相手に素直に不安な気持ちを打ち明け、よく話しあいましょう。
極論、話し合える状態であれば、未来は明るいと思っていいでしょう。
4,専門家に相談してみる
自分だけで悩んでいるのはとても辛いものです。
もし自分だけで解決するのが難しいそうだなと感じた場合は、プリマリタルカウンセラーに相談してみることもひとつの選択肢です。(婚前カウンセリング)
結婚前カウンセリングは欧米ではごく一般的に行われており、より幸せな夫婦になるために、価値観をすり合わせるお手伝いしてくれるものです。
詳しくは、この記事
不安なまま結婚をして「あぁ、こんなはずじゃなかったのに…」となる前に、なるべく不安は解消して、気持ちよく結婚を迎えましょう。