こんにちは、
新婚旅行で世界一周しているほっさです。
旅が折り返しを過ぎたこともあり、最近は帰国後についてさくちゃんとよく話し合います。
子供は何人ぐらい欲しい?
どんな家に住みたい?
インテリアは?家具は?などなど。
そして、最近決まったことがひとつ。
インテリアはすべてモロッコのもので揃えようということ!

出典:https://www.instagram.com/zwinacollection/
モロッコのインテリアがかわいくてかわいくて。涙
数記事に渡ってそんなかわい過ぎるモロッコインテリアをご紹介していこうと思いますが、
今回は、日本でもトレンドになりつつあるモロッコの伝統的なスリッパ “バブーシュ”についてご紹介したいと思います。
バブーシュとは?
ペルシャ語で 「足を覆うもの」という意味のバブーシュは、 モロッコの伝統的なスリッパです。

出典:https://www.instagram.com/amirati18/
かかとを踏んで履くようなデザインになっており、それがスリッパとの最大の違い。
なぜそんな珍しいデザインをしているのか?
それにはイスラム教という宗教が大きく関係しています。(モロッコ国民のほとんどがイスラム教徒。)
イスラム教徒は1日に5回お祈りをしなければならず、
その時に脱ぎやすいようにとかかとを踏んで履くデザインになったそうです。
バブーシュの素材は何が使われているの?

出典:https://www.instagram.com/akkmorocco/
バブーシュは 革で作られています。
ヤギ、ヒツジ、ラクダなどの革を素材に用いて、手作業で縫製したものがバブーシュになります。
革で作られたバブーシュは履き心地がとても良く、 履けば履くほど足の形に馴染み、フィットしていきます。
また、バブーシュは革製品のため通気性がとても良く、 蒸れにくいのも特徴のひとつ。
保温性も高いので、冬は暖かいです。
バブーシュを履く上での注意点は?
履き心地抜群でデザインもかわいいバブーシュですが、ひとつだけ問題があります。
臭いがくさい!!!笑
もちろんモロッコで売られているバブーシュはモロッコ国内で仕様されることを前提として作られています。
そのため、日本のような湿度が高い環境では革のにおいが強く感じられます。
また、モロッコは日本やヨーロッパのように縫製技術が高くないため、革の臭気対策も十分ではありません。
バブーシュの臭いは履き込むうちになくなっていきますが、それでも気になる方は下記の方法を試してみてください。
1、乾燥させる
まずおすすめなのが天日干しです。
ただ、日光を当てると革は傷んでしまう場合があるので、あまり高温かつ長時間の天日干しはNGです。
革の状態と天気の具合に気を配りながら天日干しをしてみてください。
2、換気する
天日干しをしなくても、部屋干しで十分臭気を取り除くことができます。
その場合は、換気もしくは送風をうまく利用してください。
現地でバブーシュを買うならどこがおすすめ?
フェズやマラケシュの旧市街を歩いていると安易にバブーシュのお店を見つけることができます。

出典:https://www.instagram.com/am.i.l.a/
むしろ右も左もバブーシュだらけ!笑
どこで買っても同じなんでしょ?と適当なお店で買ってしまわないように気をつけてください。
Made in CHINAの商品が多く出回っています。笑
また、革ではなく合成皮革で作られたバブーシュ(バブーシュもどき)も少なくありません。
それらのバブーシュもどきは50DH(600円程度)で売られていますが、それはどう考えても安すぎます。
しっかりとした品質のバブーシュを購入する場合、 100DH〜150DH(1,200円〜1,700円程度)が相場だと思います。
モロッコのバブーシュは質も値段もピンキリなので、購入するお店はとても重要です。
そして、現地でバブーシュを購入する場合は各都市にある 伝統工芸館(ensemble artisanal)がおすすめ!
高品質なバブーシュが適正な価格で売られています。
また、 強引な押し売りもないので、ストレスなく買えます。(←重要!!!笑)

出典:https://www.instagram.com/zwinacollection/
以上、モロッコの伝統スリッパ “バブーシュ”についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
バブーシュはその履き心地もさることながらデザインのかわいさも見逃せません。
自分用としてはもちろん、お土産としてプレゼントしても喜ばれること間違えなし!
モロッコに行かれる際は、ぜひバブーシュに挑戦してみてください。
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